正しくシャンプーを行うために、事前準備をしっかりとする
犬のシャンプーで必要なものは?
愛犬を洗う上でワンちゃんが安心できる環境を作ってあげる事はとても大事です。中にはお風呂が苦手なワンちゃんもいるかと思います。
ストレスを増やさないように、事前準備をしっかりとしてワンちゃんにとってベストな環境を整えてあげましょう。
用意するものは下記をご確認ください。
- 犬用シャンプー,コンディショナー(リンス)、トリートメント
- ブラシ、コーム(櫛)
- バスタブ
- スポンジ
- 洗面器または調理用ボール等の器(泡立て用)
- 吸水タオル、バスタオル
- スノコ、お風呂マット
- ゴム手袋(手荒れが気になる方、犬が怖がらない場合)
犬のシャンプーの正しいやり方や手順をご紹介!
1.犬を濡らす前に、ブラッシングをしましょう!
犬のシャワーの前にブラッシングをしましょう。ブラッシングをすることで被毛のもつれ、毛玉を予め取り除くことができます。
もつれや、毛玉がある状態で濡らしてしまうと、より毛が絡まってしまい、毛玉を増やしたり、大きくしてしまう原因になります。
また、ブラッシングは、被毛や皮膚についた汚れを取り除くこともできます。
これにより、シャンプーの効果が高まり、犬の皮膚、被毛を清潔に保つことができます。犬のシャンプーを行う前は、必ずブラッシングを行うようにして下さい。
2.水温の確認をしましょう!
犬の快適なシャワーの温度は、37℃〜39℃で人肌で少しぬるいと感じるくらいが適切です。季節や気温に応じて調整しましょう。
犬の体温と同じくらいの温度のお湯でシャワーをすることで、犬はストレスを感じにくくなります。犬の皮膚は人間よりも敏感で、熱いお湯で洗うと皮膚がダメージを受け、湿疹やかゆみの原因になることがあります。
また、冬場などは室温が低くなるので、予め室内をあたたかくして、シャワー温度との差を少なくするように調整するなど工夫できると良いと思います。
シャワーの温度を常に気にしながら、犬が快適に感じるお湯の温度を維持して、シャワーを行いましょう。
3.犬用のシャンプーを泡立てて、全身を洗ってあげよう!
犬の体を十分に濡らしたら、よく泡立てた犬用シャンプーでワンちゃんの体全体を洗いましょう。 目の周りの洗い方 耳の周りの洗い方 口の周りの洗い方 ▼手順のポイント 顔周り、首周り、背中から臀部、四肢、四肢先、足の裏の順に、高い位置にある部位から濯いでいきましょう。 ▼手順のポイント 顔から順に、耳、首元、ボディー、尾、四肢の順に体全体の水分しっかりを取ります。タオルで水分を取る際は、ゴシゴシ拭かずに、軽く押し当てながら、被毛の流れに沿うように、被毛の流れに合わせて拭き取っていきましょう。 ▼手順のポイント 目にシャンプー剤が入ってしまった場合 耳にシャンプー剤が入ってしまった場合 口の中にシャンプー剤が入ってしまった場合
きめ細やかな泡を作る事がポイントです。
注意しないといけないのは、ワンちゃんの肌は人間と比べてデリケートなため、強くこすらないようにする事です。
満遍なく泡を被毛に馴染ませるように湿布していき、軽く染み込ませるような感じで、優しく洗ってあげる事が大事です。
泡立てたシャンプーの泡を被毛に乗せて濯ぐを数回繰り返すだけでも十分に汚れや余分な皮脂、皮脂汚れは落とせます。適切なシャンプーを使わないと、かゆみや湿疹などの皮膚トラブルを引き起こすことがあります。犬用のシャンプーは、犬の肌に合ったものを選ぶことが大切です。
4.顔周りのシャンプーのやり方を部位別に紹介!
目頭には目ヤニが硬くなってついている場合があるため、始めの濯ぎの段階でスポンジや手でお湯をしっかりと目ヤニの所に染み込ませておくようにします。
目ヤニは硬いまま取ろうとすると痛がりますし、場合によっては皮膚を傷つける恐れもありますので、ふやかして、やわらかくなってから取り除きましょう。
すすぎ残しに注意が必要ですが、仮に耳の中に水が入っても、犬は首を振ってブルブルさせる事で水気を飛ばしますので大丈夫です。
しかし、シャワーを耳の中側に直接当てる事は避け、手で湯をすくい、少しづづつ濯ぐか、耳の穴に水圧がかからないよう、シャワーの水圧、水量を下げて濯ぎましょう。
シャワーの音を嫌がったり、心配な場合は、カランや、容器に貯めた湯を、手ですくい、やわらかい流水で濯ぐようにしても良いでしょう。
5.シャンプーをしっかりと洗い流しましょう!
シャンプーを使った後は、シャワーを使ってしっかりとシャンプーを洗い流します。
シャンプーが残ったままだと、犬の皮膚がかゆくなったり、湿疹や炎症を引き起こす原因になりますので、十分に濯ぎ、洗い流すことが大切です。
流れ落ちたシャンプー剤を残さないように、上から下へ濯ぐのがポイントです。
この時、リンス・コンディショナーは、桶やボール等でお湯と混ぜて撹拌して濃度を安定させることで、満遍なく塗布できます。
原液を直接塗布すると、濯ぎに時間が掛かり、濯ぎムラが起こりやすくなりますが、希釈した場合、液剤の濃い所と薄い所のムラを無くす事が出来るのでお勧めします。
6.タオルで犬の体を優しく拭き取り、余分な水分を取り除きましょう!
濯ぎまで終わったら、まずは被毛の水分を優しく掌を押し当てて、水気を絞ります。
犬の皮膚を掌で滑らせるようにするのがコツです。
その後、犬の身体を冷やさないように、素早くタオルでワンちゃんの被毛の水分を拭き取って下さい。
手順は下記になります。
7.ドライヤーで乾かしましょう!
タオルで水気を取り除いたら、ドライヤーで乾かします。ドライヤーを使う際には、ドライヤーの吹き出し口と、犬の被毛との距離は20㎝以上離して、犬が 熱く感じる事の無いように調整する必要があります。
常に風の温度を気にしながら、風量を調整し被毛を乾かしていきましょう。
水分で纏まった被毛をブラシで梳かしほぐしながら、被毛と被毛の間にドライヤーの風が通り抜けるスペースが出来るようにイメージして、被毛1本1本の間に風を送り込みながら乾かすのがコツです。
その後、尾の付け根→背中全体→ボディーの左右→尾→お尻周り→両後肢内側→後肢太ももの辺りから膝下→肩部→胸部→両前肢→頭部の順番です。四肢先(指先、指の股)は乾きにくいので、後回しで大丈夫です。
8.最後は再度ブラッシングを行い、ワンちゃんとの大切な時間を過ごしましょう!
最後の仕上げにワンちゃんに、ブラッシングをしてあげましょう。
ブラッシングをすることで、残った抜け毛(アンダーコート)や、被毛のもつれ、絡みを除き、毛並みを整えます。
また、ブラッシングにより、犬のストレスを軽減することもできますので、優しく丁寧にブラッシングをして、シャンプー後のふかふかの手触りを感じて下さい。
正しいシャンプーのやり方で、ワンちゃんとの素敵なバスタイムを過ごしてみてくださいね。
【専門家に聞く】シャンプーが目や耳、口に入ってしまったらどうしたらいいの?
シャンプーが犬の目や口、耳に入らないようにするにはどうしたらいいのか…シャンプーをする際に気になりますよね!
入らないように工夫する洗い方と、入った場合の対処法を部位別にご紹介します。
シャンプーの頻度について
犬のシャンプーの頻度は、犬の種類や毛質、生活環境によって異なります。
一般的には、1か月に1回から3回程度が目安です。
頻繁にシャンプーをし過ぎると、必要な皮脂が失われて、皮膚の乾燥からかゆみやフケの原因になることがあるため、注意が必要です。個体差があるため、心配な方はトリマーや獣医師などの専門家に相談してみましょう!
まとめ
犬のシャンプーは、飼い主にとっても犬にとっても重要なケアの一つです。
また声かけながらシャンプーを行う事により、犬も愛情を感じ、絆が深まります。大切なワンちゃんの健康を守るためにも、正しい方法で行い、犬の快適な生活を守りましょう。
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